![]()
その晩、古典舞踊を観賞しながらのカントークディナーの前にナイトバザールに行った。縦横
1km程の一角に洋品店や民芸店や飲食店が密集していて、広い道路の両側の歩道に革製 品、工芸品、革製品などの夜店が隙なく連なっている。客のほとんどが欧米人で、すべていか がわしい物なので買うな、とガイドからアドバイスされていたので我々は見向きもしなかった が、白人の若い女性たちは夢中になって安いシャツを買っていた。
前に来た時、歩道に何も敷かず、死んだように眠っている子供を何人も見たが、今回もレス
トランの階段に一人で遊んでいる女の子を別々な所で3人見かけた。身なりはまあまあだった が、やはりラオスから越境してきて、物乞いや売春をしながらその日暮らしをしている女性の子 供か。同行の奥さんにその話をしたら、かわいそうに、と涙ぐんでいた。
金ぴか寺院(表紙のドイステープ寺院)
ドイステープ寺院には、ケーブルカーか、両側に龍蛇の装飾で飾られた306段の石段を上っ
て、参拝する。我々は往きはケーブルカー、帰りは石段を下りた。
展望台からの眺望は素晴らしく、眼下にはチェンマイの街が一望のもとに広がっていた。前
に来た時は我々が泊まった半円形のホテルが一目でわかったが、今ではたくさんの高い建物 が建っていてどこにあるのか判別できなかった。
ドイステープ寺院の入口
両側にあるのが龍蛇の装飾。306段を上りきる
には途中で何度も休憩しないと無理。
右はやはり象が描いた絵。
![]() |