新穂高ロープウェイは新穂高温泉駅から第１ロープウェイで４分間で１８８ｍ上り、しらかば平
駅から２階建てゴンドラ（乗員１２１名）で７分間で標高２、１５６ｍの西穂高口駅までの高低差
８４８ｍを一気に上がる。その間、地面はおそろしい勢いで遠ざかり、四方から３０００ｍ級の
雪を被った山々が迫ってきたが、山を知らない我々はゴンドラ内に張られた写真を見て山の名 前を知るのに必死。風が強くてゴンドラは左右に揺れ、随所随所でガタガタと上下に揺れるの でその都度不安になった。ゴンドラを下りて展望台に立った時は、あまりにもの迫力と荘厳さに 言葉を失って立ちすくんだ。
左上：焼岳２，４５５ その奥が乗鞍岳
右上：笠ヶ岳２，８９７
左下：写真の中央に見えるラクダのこぶのような二つの雪山は左が大喰岳３，１０１と中岳
３，０８４。中岳のずっと右にあるのが南岳３，０３３。写真ではわかりにくいが、大喰岳
の左にちょこんと黒っぽく見えるのが槍ヶ岳３，１８０。最も遠方にあって、ここから見た 限りでは三角に尖って見えないので、最初、槍ヶ岳だとは思いもしなかった
右下：西穂高岳２，９０９ その右にちょっと尖っているのが西穂ピラミッドと西穂独標２，７０１
ここには写っていないが、その遙か右方に西穂山荘２，３８５がはっきりと見えた。
この他にもよく見えたのは、大木場ノ辻２，２３２ 錫杖岳２，１６８ 十石山２，５２５。
どの山も山好きの人たちには垂涎の的ではないでしょうか。
飛騨牛、古い街並み、白雪の残る日本アルプスの山々。どれにも満足した、佳い旅でした。
完
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