カッパドキア

 その晩、コンヤ泊。コンヤはトルコの元首都で、大きな街だった。ようやくホッとし、夕食後は
夜10時まで開いているという近くのスーパーに行ってみた。日本の大きなスーパーとまったく
変わらず何でも揃っていて、子供連れの家族でにぎわっていた。

 6日目、カッパドキア地区に入る。早速、カイマクル地下都市へ。海抜1300m、雪がチラチ
ラして寒い。8世紀、ここには迫害を逃れて、約3000人のキリスト教徒が暮らしていたそうで、
狭い地下道を地下4階まで降りていった。中はまるで迷路。どこにでも抜け道があって、そこに
踏み込んだら元に戻れそうもない。必死に、前の人の後についていく。
 中には教会、葡萄酒の貯蔵庫、台所、住まい、換気口など、住むに必要なものはすべて完
備されていて、トイレは一番下の地下八階にあった。洞窟の中では火を使っていて、2kmほど
先の穴から煙が地上に出たそうだが、煙が土に吸収されて地上に出る頃には、色はほとんど
なくなっていたそうだ。温度は一年中同じで、当時、この近辺には100箇所の地下都市があ
り、15,000人の人たちが住んでいたという。

 左下(上):この下に地下8階建ての地下組織があった。 右下(上):カッパドキアのキノコ岩
 左下(下):地下レストラン    右下(下):カッパドキアの土産物屋










 
  














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