生月島

  生月島は南北約10km・東西約2kmの島で、南北に細長い形をしている。人口 は約7000
人。漁業・農業・牧畜で生計を立てている。ここには信号機が2箇所しかなく、カーブや坂道の
多い片側一車線の立派な舗装道路が島内を走っていた。

 日本海と東シナ海に取り囲まれていて、壱岐、対馬の島影が見えた。
 江戸時代は捕鯨基地として日本最大だったそうで、16世紀に領主がキリスト教に入信したた
め、島民もほとんどキリシタンになった。その後禁教令が敷かれると、一転して厳しい弾圧、処
刑が行われて、殉教の島となった。




             生月島大橋  平戸と生月島を結ぶただ一つの橋



            塩俵の断崖 名の通り、俵を何俵も重ねたようである

 九十九島(くじゅうくしま)は佐世保市にあって、大小二〇八の島々から成っている。人が住ん
でいるのは四島だけで、デッキに立ってずっと島々を見ていたが、形がどれも違い少しも飽き
ることがなかった。



                          九十九島

   平戸                                             長崎