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アンコールワット表参道 写真正面の建物に入ると表紙にある風景が現れる
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アンコールワットは3つのほぼ正方形の回廊でできている。一番外側にある第1回廊は東
西160m南北140mで、その内側にある第2回廊は東西100m南北85m、第3回廊は目も 眩むような階段を上らないと見ることができない。 ![]() ![]()
上(左)は崩壊寸前で使用が禁止されている第三回廊への急階段で、現在使用されている
階段は上る人たちで長蛇の列だった。上(右)は出陣した王が、召使いに大きな内輪で扇がせ て作戦会議をしているレリーフで、この他に神と悪魔軍の闘い、天国と地獄、行軍の様子、乳 海攪拌(ヒンズーの天地創造の神話)などが各回廊にぎっしりと彫られていた。
ヒンズーの教えをよく知っている人や彫刻に興味のある人には美術の宝庫かもしれないが、
それ以外の人々にとって、レリーフはまだ修復されていないので不鮮明で、何が彫られている のかわからないのも多く興味はわかなかった。
これでいよいよアンコール遺跡見学は終了となったが、まる3日間で25ヶ所以上の遺跡を回
ったので、自分で撮った写真を見てもどこの遺跡だったのかわからなかった。これを書くにあ たってはアンコールワットのガイドブックを見て名称を入れた。夕食はアプサラダンスショーを 見ながらだったが、踊り子たちの衣装とクニャクニャした指の動きは美しかった。
明日はオプションで、東南アジア最大と言われているトンレサップ湖見学である。湖上に水上
家屋を造って漁業を営んでいる人々の暮らしぶりが見たかった。 ![]() |