シェムリアップ到着

 羽田空港集合が22時40分。聖蹟桜ヶ丘駅をリムジンバスに乗って、50分後には羽田空港
に着いた。成田とは雲泥の差で、乗換する煩わしさもなく、今後は羽田発の海外旅行のみを選
ぶことになりそう。冬物のジャンパーを預け時間があったので、一時話題になった江戸の街を
見学した。テレビで大騒ぎされた割には、どうということもなかった。
 一行は全員で22名。男は5人だけで女房連れ。女性群は友人同士とか母娘連れだった。羽
田を0時40分発の飛行機で出発。バンコクで長い850mの廊下を歩いて乗り継ぎカウンター
に立ち寄り、搭乗手続きをしてシェムリアップに向かった。                  



             飛行機から撮ったシェムリアップの市街地
 曲がりくねっているのは泥色の川で、直線なのは道路。左右下部の赤茶色は小麦粉みたい
に粒子の細かい土の色で、どこに行っても葉や屋根に降り積もっていた。



寺院のようなシェムリアップ空港

 バンコク、シェムリアップ間は往きはジェット機で40分、帰りはプロペラ機で70分だった。往
き帰りとも搭乗員は愛想があって親切。料理は美味しかった。ホテル着は9時で、プールのあ
る大きなホテルだった。シェムリアップでは昼休みは2時間ある。部屋でゆっくり休んでからホ
テル内のレストランで昼食をとり、14時30分、迎えに来たバスで出発した。
 朝食はバイキングで和洋、中華、なんでも揃っていた。パンとヌードルスープは美味しく、料理
の味付けもよかった。ただ、乾期で草が枯れているせいか牛は痩せていて、牛肉は脂気がなく
て固く、美味しくなかった。筋肉牛だから仕方がない、と仲間たちと笑った。

 アンコール遺跡は、東京23区に匹敵するほどの広大なエリアに700以上の石造寺院や都
城が存在している。こんなに多くの宮殿や都が築かれたのは、王が代わる度に都を作ったた
めだという。

アンコールワットへの旅                             プラサットクラヴァン