天草

 グラバー邸などを見物したあと、今夜の宿がある雲仙温泉に向かった。山道を走っているう
ちに、空模様があやしくなり、ぽつぽつと雨が降ってきた。東京でインターネットで調べた時は3
日目は曇りのち雨となっていたので、明日は傘を差しての観光になりそうだ。バスは雲仙温泉
郷に入ったが大きなホテルがあるではなし、温泉地の雰囲気は感じられなかった。
 翌朝は、やはり雨。口之津港からフェリーで熊本県の鬼池港に向かった。




                          遊覧船



            雨に煙る松島  仙台の松島に似ているので松島と名付けたという



                         天草四郎

  天草四郎のことをガイドは英雄視していたが、色白で整った顔立ちをしていたために、キリ
シタンたちからは反乱のシンボル“神の子”と讃えられていただけで、特別な能力のない、ごく
普通の16歳の少年だったという説もあるようだ。

 グラバー園                                        熊本城