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象のテラス 王の閲兵にもちいられたテラス。壁面の高さは約4m
アンコールトムを出たすぐ裏にライ病で死んだというライ王のテラスがある。壁は二重で高
さが約6m。ここに数え切れないほどの神象が彫られていた。アンコール遺跡を訪ねた三 島由紀夫がライ王伝説にヒントを得て「ライ王のテラス」という戯曲を書いているが、現在 では王はライ病に罹ってはいなかったことが通説になっている。
ここから数キロ離れたバンテアイスレイという小寺院に行った。目的は「東洋のモナリザ」
である。アンドレ・マルローがこの彫像のあまりにもの美しさにうたれて「王道」を書いたの はあまりにも有名。 ![]()
東洋のモナリザ
意外に小さい像で、そばに近付くことができず、カメラのズームを最大にして撮影した。
あたたかみがあって、とても魅力のある彫像だった。
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