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東欧五ヶ国への旅
ブダペスト(ハンガリー)・ブラチスラバ(スロバキア)・ウィーン(オーストリア)
プラハ(チェコ)・マイセン、ドレスデン,ベルリン(ドイツ)
旅行社の受付カウンターで訪問国の空港税とは別に、燃油サーチャージ(航空燃料の追加
料金)として家内と二人分、28,200円徴収された。燃油サーチャージは5月から実施され
7月に大幅アップされたそうだ。
午後12時30分。スカンジナビア航空は定刻に成田を出発。客室乗務員たちは、デンマー
ク、スウェーデン、フィンランド人の混合で、お世辞にも美人とは言えなかったが、明るくて愛
想のいい、30代から40代のすらりとした女性たちだった。
5時間ほど経った現地時間の午前9時30分、外は真っ暗。ナビによるとイルクーツクの北方
を飛んでいる。あとは飛べども飛べども、見えるのは暗い台地と地平線上空のきれいな赤味を
帯びたオレンジ色の光だけ。コペンハーゲンに到着する2時間ほど前から、外はうっすらと明
るくなり、1時間前には海を覆っている流氷がはっきり見えてきた。
16:00、コペンハーゲンに到着。ここからミュンヘンに飛び、そこでまた乗り換えである。空
港ビルは改装されたばかりのようで、床は木の床で、よく磨き抜かれていた。免税店や飲食
店や化粧品店がぎっしり並び、空港内は香水の芳香に満ちていた。
北欧は物価が高いと聞いていたが、空港の物価が日本の2倍近い。500mlのミネラルウォ
ーターが250円、サンドイッチ(日本では300円〜350円)が680円だった。帰路、ここで昼
食を摂ったが、生ビール600ml、コーラ500ml、焼きそばらしきもの一皿で計25ユーロ(約
3700円)請求された時はびっくりした。
ミュンヘン空港では運悪く、強風と雪と乗務員のストで飛行機は遅れに遅れ、最終目的地の
ブダペスト空港に着いた時は定刻より2時間も遅れて、午前0時になっていた。成田を出てか
ら19時間半の長旅だった。
飛行機は150人乗りぐらいのプロペラ機だったが、頭のてっぺんが天井に着きそうな大男
や、1.8m近い大女がゴロゴロしていて、巨人の国に来たようだった。
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